H.264/AVCスマレン対応のTMSR4発売
(2013/02/23追記)
2013/02/07にTMPGEnc MPEG Smart Renderer 4がVer.4.0.15.50へバージョンアップされ、CMの自動検出機能が追加された。管理人がテストしたところ、かなり正確にCM部分を検出できており、実用上ほぼ問題ないレベルである。
(2013/02/10追記)
録画ファイルのファイルサイズについては、スカパー!プレミアムサービス録画TIPSにもテスト結果を掲載している。
2012/8/3、H.264/AVC動画のスマートレンダリングに特化したTMPGEnc MPEG Smart Renderer 4(TMSR4)がペガシスから発売された。
http://tmpgenc.pegasys-inc.com/ja/product/tmsr4.html
販売直後はまだまだバグが多く使えなかったが、その後バージョンアップを繰り返し、2012/11/14にはVer.4.0.11.38 となり、動作もすっかり安定した。
CMカットなどのスマレン編集だけではなく、BDAV形式でのBDAVオーサリング機能や、大容量USBメモリへのダビング機能も備えており、BD-R
への高速ダビングに最適。これらのメディアを通じて家電レコーダーやスマホなどの携帯機器にも画像を転送可能。
管理人もTMSR4を購入し使用しているが、スカパープレミアムサービスのディスクへのダビングに用いるには最適なソフトである。番組開始前後の番宣や途中のCMをカットだけして、時間のかかるエンコード処理などをせずに、元のHD画質を維持したままBD-R
へのダビングが可能。
テストの結果では、プレミアムサービスでいパン的である1440×1080(地デジ相当)映像の場合、再エンコしなくても1枚のBD-Rに概ね6.5~8時間程度の録画が可能(但しチャンネルや番組により大きく異なるので、8時間半以上保存できたこともあれば、6時間半でも保存できなかったこともある)。
なお一部チャンネルで開始された1920×1080(BSデジタル相当)映像の場合、録画可能時間はもっと少なくなるし、2012/10に一部チャンネルで開始された720×480(SD画質)をH.264放送しているチャンネルだと、さらに倍近い時間録画可能。
スマレンの際に、番組表情報やEPG情報など、番組に関係ない情報はカットされるようなので、ダビング前とくらべてもBD-R
に保存後のファイルサイズはかなり圧縮されている。スマレン前で概ね32GByte程度のファイルサイズなら、BD-R1枚に保存できるようである。(こちらもチャンネルにより大きく異なる)
管理人テストでは、例えばスターチャンネルで放送されたハリーポッターシリーズ全8作がBD-R
2枚に録画可能であった(編集は映画の最後のキャプションを削除した程度)。
また動きの速い画像の例としては、サッカーJ1リーグの3試合分を、試合前後のダイジェストや監督インタビューを含めてBD-R1枚に録画可能であった。1試合でCM削除後は2時間10分程度になるので、約6時間半分は録画できている(但しスカチャン6のみ1920×1080で放送されているため、同じ番組でも録画ファイルの容量はかなり大きくなる)。同じ1試合2時間20分の放送時間でも、1試合6GByte程度で収まる時もあれば、1試合12GByte程度の容量となる時もあり、ファイルサイズが予測できないのが難点か。
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