TVTest及びTVH264_SPHD 0.8.2のビルド方法
2014/5/11に、TVTestの新バージョン0.8.2ソースプログラムが、デジタル放送汎用視聴プログラム実装研究資料として、https://github.com/DBCTRADO/TVTest のホームページに公開された。
2013/9/20に公開されたバージョン0.8.1からはバグ修正程度の変更だが、念のためバージョンアップをお勧めする。
基本的にはVer.0.8.1と同じ修正でビルドすればよいが、Ver.0.8.2になってさらにビルドが容易になったため、再度ソースの修正方法、ビルド方法を解説する。
[用意+インストールするもの]
・TVTest 0.8.2ソース。(デジタル放送汎用視聴プログラム実装研究資料のサイトから入手。ホームページのソースファイルを1個ずつダウンロードするのではなく、右側のカラムにある、「Download ZIP」のボタンをクリックしてZIPファイルを入手し、解凍する。)
・TVCAS_attachment ソース(複数のサイトからダウンロードできるようなので、 tvcas_attachment_20120915.7z などの名前で検索してみてください)。
・TVTest 0.8.0ソース(複数のサイトからダウンロードできるようなので、頑張って探してみてください)。一部のソースコードを旧バージョンのものと入れ替える必要があるため、旧バージョンのソースも必要となる。
・Windows SDK for Windows 7 (「DirectShow BaseClasses」のビルドのため。マイクロソフトの当該サイトから入手)
・Visual Studio 2010 (以下VS2010)
※VS2010は、Express EditionだとMFCに対応していないので、Professional Editionが必要。VS2010 Professional 無料版の入手方法等は、Visual Studio 2010(VS2010)の入手方法として別記事にまとめた。
[手順]
1. TVTest 0.8.2ソースが含まれた、"TVTest-master.zip"を解凍する。
2. 【「DirectShow BaseClasses」(strmbasd.lib strmbase.lib)】のソースファイルをコピー。
デフォルトでは "Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.1\Samples\multimedia\directshow\baseclasses" フォルダにソースファイルがあるので、*.cpp、*.h の拡張子があるファイルを全て、TVTest 0.8.2の"\src\BaseClasses"にコピーする(baseclasses.sln、baseclasses.vcproj、は不要)。
3. TVTest0.8.0のソースファイルから、
BonTsEngine\CasProcessor.cpp
BonTsEngine\CasProcessor.h
の2ファイルを抜き出し、TVTest 0.8.2の"\src\BonTsEngine"フォルダーにある同名のファイルに上書きコピーする。
またtvcas_attachmentのソースファイルから、
TVCAS\TVCAS.h
のファイルを抜き出し、TVTest 0.8.2の"\src\BonTsEngine"フォルダーにコピーする。
4. TVTest 0.8.2ソースの"\src\DtvEngine"フォルダーの、 DtvEngine.cpp に、 http://pastebin.com/Jw5FJrLE の修正を適用する。
5. VS2010で、TVTest.slnを開く。
6. TVTestをビルド。
(注)
※ビルドの際、VS2010設定のプロパティにある、「C/C++」の「コード生成」メニューにて、「ランタイムライブラリ」の項目は、「マルチスレッド/MT)」などにしておく。
※ビルドの際、VS2010はデフォルトだとDebugを実行する設定になっている。メニューが「Debug」になっていたら「Release」に変更した後、「ビルド」-「ソリューションのビルド」を選択、実行するとexeファイルやlibファイルが Release フォルダーに生成される。
以上でTVTest 0.8.2の修正完了。 TVCAS_B25.tvcas ファイルと併用することで視聴可能となる。
■TVCAS_attachment でBonCasClientを使う際の修正方法
■BonCasClientの修正方法
TVTest 0.8.1のビルド方法のページを参照願います。
■TVH264_SPHD (0.8.2)のビルド方法
[用意+インストールするもの]
・TVTest 0.8.2ソース。(デジタル放送汎用視聴プログラム実装研究資料のサイトから入手。ホームページのソースファイルを1個ずつダウンロードするのではなく、右側のカラムにある、「Download ZIP」のボタンをクリックしてZIPファイルを入手し、解凍する。)
・TVCAS_attachment ソース(複数のサイトからダウンロードできるようなので、 tvcas_attachment_20120915.7z などの名前で検索してみてください)。
・TVTest 0.8.0ソース(複数のサイトからダウンロードできるようなので、頑張って探してみてください)。一部のソースコードを旧バージョンのものと入れ替える必要があるため、旧バージョンのソースも必要となる。
・Windows SDK for Windows 7 (「DirectShow BaseClasses」のビルドのため。マイクロソフトの当該サイトから入手)
・Visual Studio 2010 以下VS2010)
※VS2010は、Express EditionだとMFCに対応していないので、Professional Editionが必要。VS2010 Professional 無料版の入手方法等は、Visual Studio 2010(VS2010)の入手方法として別記事にまとめた。
[手順]
1. TVTest 0.8.2ソースが含まれた、"TVTest-master.zip"を解凍する。
2. 【「DirectShow BaseClasses」(strmbasd.lib strmbase.lib)】のソースファイルをコピー。
デフォルトでは "Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.1\Samples\multimedia\directshow\baseclasses" フォルダにソースファイルがあるので、*.cpp、*.h の拡張子があるファイルを全て、TVTest 0.8.2の"\src\BaseClasses"にコピーする(baseclasses.sln、baseclasses.vcproj、は不要)。
3. TVTest0.8.0のソースファイルから、
BonTsEngine\CasProcessor.cpp
BonTsEngine\CasProcessor.h
の2ファイルを抜き出し、TVTest 0.8.2の"\src\BonTsEngine"フォルダーにある同名のファイルに上書きコピーする。
またtvcas_attachmentのソースファイルから、
TVCAS\TVCAS.h
のファイルを抜き出し、TVTest 0.8.2の"\src\BonTsEngine"フォルダーにコピーする。
4. TVTest 0.8.2ソースの"\src\DtvEngine"フォルダーの、 DtvEngine.cpp に、 http://pastebin.com/Jw5FJrLE の修正を適用する。
5. ChannelScan.cpp の1601行に、下記の4行を挿入。
(2013/9現在、差分ファイルは、http://www2.wazoku.net/2sen/dtvvup/source/TVH264_SPHD_0.8.x.diff.txtから入手可能)
// for SPHD s 用変更
} else if (NetworkID==10 && ServiceID>32700) {
RemoteControlKeyID=ServiceID-32768;
// for SPHD s 用変更
6. TVTest.rc の805行を、下記のようにコメントアウトする。
// for SPHD s 用変更
// AUTOCHECKBOX "契約情報の更新(EMM処理)を行う(&M)",IDC_OPTIONS_ENABLEEMMPROCESS,8,204,136,9
7 TVTest.rc の734行にあるバージョン表示情報を、下記を参考に修正する。
// for SPHD s 用変更
CTEXT "デジタル放送総合技術研究開発機構\r\nオリジナル作者: 拡張ツール中の人 氏\r\n改造版作者: Meru-co氏\r\n\r\nTVH264 for SPHD ver.0.2.1 by DTV板スカパーHDスレ2 の 359 氏\r\nTVH264 for SPHD ver.0.5.3 (0.7.22) s33 by forepaw.",IDC_ABOUT_INFO,72,32,144,32,SS_OWNERDRAW
8. VS2010で、TVTest.slnを開く。
9. TVH264_HDのプロジェクト名をTVH264_SPHDに変更。
10. TVTestをビルド。
(注)
※ビルドの際、VS2010設定のプロパティにある、「C/C++」の「コード生成」メニューにて、「ランタイムライブラリ」の項目は、「マルチスレッド/MT)」などにしておく。
※ビルドの際、VS2010はデフォルトだとDebugを実行する設定になっている。メニューが「Debug」になっていたら「Release」に変更した後、「ビルド」-「ソリューションのビルド」を選択、実行するとexeファイルやlibファイルが Release フォルダーに生成される。
以上でTVH264_SPHD 0.8.2の修正完了。 TVCAS_B1.tvcas ファイルと併用することで視聴可能となる。
■TVTest_Image.dll のビルド方法
TVTest_Image.dll も、Ver.0.8.2から必要なファイルやslnファイルが元から準備されるようになったので、ビルドが容易になった。
src\TVTest_Image\TVTest_Image.sln を実行するだけで、
src\Win32\Release\TVTest_Image.dll
が作成される。
TVH264_SPHD 0.8.1のビルド方法のページを参照願います。
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